CASTANETインストールマニュアル

目次

1   はじめに

CASTANETシステムとは、センサ情報をAtom 1.0形式で出版し、センサを簡単にマッシュアップするためのアプリケーション群である。

この文書では、CASTANETシステムのインストール手順について述べる。

CASTANETシステムには以下のものが含まれる

2   あらかじめ必要なもの

2.1   Windows XP

  • CASTANET Server, CASTANET Uran, DBWebに共通して必要
  • Windows XP ServicePack 2で動作確認

Phidget Driver、DBWebを使用しないのであればWindows Vistaでも利用可能

2.2   .NET Framework 2.0

  • CASTANET Server, CASTANET Uranに必要
  • .NET Framework 2.0で動作確認

Windows Updateのカスタムアップデートからインストールするか、Microsoftのサイトから .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86) [1] をダウンロードしインストールする。

[1]http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=0856eacb-4362-4b0d-8edd-aab15c5e04f5

2.3   Phidget Driver

Phidget21 2.1.2のバージョンはWindows Vistaには対応していない。このバージョンを使用するときにはWindows XPを使用すること。

[2]http://www.phidgets.com/downloads.php?lib_id=2

2.4   XAMPP

XAMPPとは、Apache、MySQL、PHP、Perlなどを一括していれることができるパッケージであり、DBWebではXAMPPに含まれるパッケージのうち、ApacheとMySQLを必要としている。 DBWebはPerlで書かれたWebアプリケーションでであり、動作のためにApacheを必要とする。MySQLはデバイスのデータを記録するのに使用する。

DBWebのインストールの前にXAMPPでインストールしたApacheとMySQLを起動しておく必要がある。 起動は、XAMPPのコントロールパネルで "起動" を押して行う。Windowsを再起動時にもApacheとMySQLが起動してほしい場合は "サービス" にチェックを入れる。

image/xampp_7.png

ApacheとMySQLの起動を初めて行うとWindows Firewallからブロック解除か否かのダイアログが現れる。起動しようとしたApacheとMySQLであることを確認してから"ブロックを解除する"を押して、ApacheとMySQLの通信が許可されるようにする。

image/xampp_8.png
[3]http://www.apachefriends.org/en/xampp-windows.html#641

3   インストール

事前に必要なものをインストールしておく。何が必要かは あらかじめ必要なもの の節を参照する。

インストールパッケージ CASTANET_Setup.exe をダウンロードする。

ダウンロードしたインストールパッケージ CASTANET_Setup.exe をダブルクリックする。[Next]ボタンを押すことによりインストールを進める。

以下にインストーラのスクリーンショットを掲載する。

3.2   ライセンス条項

image/castanet_2.png

同意できるのであれば、I accept the terms in the License Agreementにチェックをして次へ進む

3.3   インストールするコンポーネントの選択

image/castanet_3.png

DBWebをインストールする場合には、XAMPP, Windows Server 2003 Resource Kit, Perlのインストールが必要。詳細は あらかじめ必要なもの を参照。

3.4   パスの設定(DBWebのみ)

image/castanet_4.png

DBWebのインストールに必要なファイル群。

3.6   MySQLの設定2/2(DBWebのみ)

このページで次へを押す前にApacheとMySQLを起動しておく。詳細は XAMPP を参照。

3.6.1   create new user, and create databaseを選択した場合

image/castanet_5.1.png

ユーザとデータベースを作成する場合のページ。

新たに作成するDBWeb用のMySQLユーザ名とパスワードをcastanet user, castanet passwordに入力する。 databaseのところには新たに作成するデータベースの名前を指定する。

特に理由がないのであれば、すでに入力されているユーザ名、パスワード、データベース名のままでよい。

インストーラがMySQLにユーザを追加したりデータベースを追加したりするときにはMySQLのrootパスワードが必要のため、root passwordを入力する。 MySQLのデフォルト状態ではルートパスワードは空白である。MySQLのrootパスワードを設定した覚えがないのであれば空白で良い。ただし、セキュリティの問題上推奨されない。

[Next]ボタンを押した直後にMySQLにrootユーザとして接続を試みる。接続できていなければエラーメッセージが表示され、再び入力を求められる。

3.6.2   use existing user and databaseを選択した場合

image/castanet_5.2.png

すでにあるMySQLのユーザとデータベースを使用するばあいのページ。

使用する、すでに存在しているMySQLユーザ名とパスワードとデータベースを指定する。 データベースには、入力したユーザでのテーブルの作成権限が必要である。

新たにMySQLのユーザを作成したり、データベースを作成したりする必要がないためMySQLのrootパスワードは入力する必要がない。

3.7   インストール先フォルダ指定

image/castanet_6.png

CASTANETシステムをインストールするフォルダ。CASTANET Server, CASTANET Uran, DBWebのすべてはこのフォルダ以下に作成される。

3.8   インストール実行

image/castanet_7.png

この処理の中では以下のことが行われる

  • CASTANET Server
    • ファイルのコピー
  • CASTANET Uran
    • ファイルのコピー
  • DBWeb
    • ファイルのコピー
    • Apacheの設定
      • conf/apache.confへの設定追加
    • MySQLの設定
      • MySQLのユーザ作成
      • データベース作成
      • テーブル作成
    • Perlの設定
      • ppmを用いてXML::Atomモジュールのインストール

Perlのモジュールインストールの時に入力を求められることがある。その時は表示されたメッセージに従い入力する。特に問題が内容であれば[]内に表示されているデフォルトの選択肢で良い。何も入力せずにEnterを押せばデフォルトの選択肢となる。

image/ppm_2.png

入力を求められる時の例

3.9   インストール完了画面

image/castanet_8.png

インストールが完了すると、スタートメニューにCASTANETフォルダが作成され、その中に以下の項目が存在する

  • CASTANET Server (選択していれば)
  • CASTANET Uran (選択していれば)
  • DBWeb (選択していれば)
  • Uninstall
  • Website

4   インストール完了

インストールが完了したので、CASTANETの使用方法はユーザーズガイドを参照してください。