光ネットワークグループでは,将来のインターネットの設計指針となる光ネットワークアーキテクチャの研究を行っている.現在のインターネットは光伝送技術の急激な発展と電気処理の限界により,将来的に「光を電気に変換せずに転送を行う」光インターネットに置き換わって行くと予想される.しかし,光メモリや複雑な回路を構築できないなど様々な制約のある現状の光ネットワーク技術で,多様化し続けるアプリケーションの要求を満たす事は困難である.本グループでは,(1)広帯域性,(2)QoS保証,(3)高信頼性,(4)低消費電力の四点が将来のインターネットを支える上で必要不可欠な要素であると捉え,将来の光インターネットの基盤となる光インターネットアーキテクチャの設計/構築を目指している.本アーキテクチャの構成要素はエンドツーエンド通信を担う全てのノードを含み,波長割当方式,経路制御方式,ユーザインタフェース,アプリケーションインタフェースをも包含する.現在は,ハイブリッド光ネットワークアーキテクチャ(HOTARU)と多波長光パケット交換技術,メトロリング用ハイブリッド型光リング技術などに関して研究開発を進めている.