インターネットに流れるトラフィックは,特定地域の人間の生活リズムに合わせて変化する.このようなトラフィック量の変化に応じて,通信モジュールを動的にオン/オフしたりリンク帯域の調整を行ったりすることで消費電力の削減が可能となる.このような観点から,本研究では,実装が容易でトラフィック変化に対する応答性を制御できる移動平均法(Simple Moving Average)を用いてトラフィック量の推定を行い,頻繁な切替を避けながら省電力を実現する手法の検討を進めている.現在,IEEE 802.3ad リンクアグリゲーションに本手法を用いた場合の性能および消費電力について,実トラフィックを用いた評価を進めている.